1964年(昭和39年)東京オリンピックは10月10日に開始されました。以後10月10日は東京オリンピックの開催記念日として、「体育の日」の名前で祝日になりました。
東京オリンピック後の昭和40年代には、スポーツ根性(通称:スポ根)をテーマにした沢山のドラマやアニメが放送されました。野球、水泳、サッカー、ボクシング、プロレス、バレーボール、テニス、柔道などとにかくメニューが盛り沢山でした。
やっぱり当時あんなにスポ根をテーマにした作品が多かったのは、やはり東京オリンピックの影響がかなり大きかったと言えます。特に女子バレーは金メダルを取ったことも有り、アニメでは「アタックNo.1」そしてドラマでは「サインはV」が大人気になりました。
日本女子バレーの活躍で、日常でもバレーは身近なスポーツとして楽しめるようになり、アニメやドラマを見ることによってますますブームを引き起こしました。
スポ根アニメの初期作品は、1968年(昭和43年)放送開始された野球アニメ「巨人の星」とプロレスアニメ「タイガーマスク」が挙げられます。
「巨人の星」は主人公が父と共に野球人生を歩み、プロの巨人に入団してピッチャーとして活躍する場面が描かれています。
「タイガーマスク」は、主人公の青年が「虎の穴」でプロレス技を身に着け、プロレス界で戦いに挑む姿が描かれています。でも「タイガーマスク」はプロレスアニメとして当時子供に見せるべきじゃない残酷シーンが多く、怖い印象がありました。
それでも小さい子供から大人まで幅広く人気を博しました。
一方ドラマでは水泳をテーマにした「金メダルへのターン」や柔道をテーマにした「柔道一直線」などアニメに負けないくらいに高視聴率を獲得していました。これだけスポ根作品が多かったのは、やはり東京オリンピックがかなり影響しています。
主人公が自分のやるスポーツに全てを賭けて、根性を発揮することがどの作品にも見られました。主人公の年代もやはり10代が多かったです。私の場合、スポ根アニメやドラマは見ていたことは見ていたんですが、当時余りにも小さかったので、内容的なものはうる覚えにしか過ぎませんので、ご了承ください。
スポ根アニメの場合、女子向けより寧ろ男子向けの方が多かったのではないでしょうか?先ほど挙げた「巨人の星」「タイガーマスク」の他、ボクシングアニメ「あしたのジョー」、それからまた野球アニメになりますが、「ドカベン」「野球狂の詩」などもあります。
特に「あしたのジョー」では主人公の矢吹丈が、不良少年でありながらボクシングの才能を見出されて、自らがボクシングに人生を賭けて行く様子がよく分かります。
どの作品にも共通して言えますが、スポ根作品は主人公が物凄く自分に与えられたスポーツに対して、情熱を燃やして取り組み、成長していくものが多いです。それだけに当時の時代の人達は子供から大人まで、テレビにくぎ付けになって見ていたのです。
スポ根アニメやドラマのお蔭で、プロ野球、プロレス、ボクシングなど生中継で放送されることが多く、勿論視聴率も高かったです。
今思うとスポーツ番組って目白押しだったのではないかと思います。ですが現代はプロレスやボクシング生中継は全然見かけることはありませんし、スポ根作品もありません。
2020年(平成32年)にまた東京オリンピックが開催されます。それを機にまた新しいスポ根作品が誕生するといいですね。
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