こずえ&みどりコンビの最強技!木の葉落としって一体何?

こずえ&みどりの名アタッカーコンビの最初の技を皆さんはご存知ですか?それは「木の葉落とし」です。この技は後々はみどりがメインの技として使っていくことになりますが、アタックNo.1では技には色んな名前が付いています。

「ダブルアタック」「マシンガンアタック」「風船アタック」「竜巻落とし」などこんなに沢山あります。ですが今回は「木の葉落とし」についてお話しましょう。

そもそもこずえとみどりの2人が何故木の葉落としをするようになったのか?は理由があります。富士見学園と浜紀中学との合併が持ち上がり、浜紀中学の「四天王」が自分たちのバレーの実力の方が上だということで、4人制のバレー試合を申し込んできます。

勿論こずえやみどりも四天王に負ける訳に行かず、せっかく上手くまとまりかけた富士見バレー部のプライドをかけて4人制バレーの試合をしますが、何と!負けてしまいました。

四天王に負けてしまったこずえとみどりは悔し涙を流します。この四天王に勝てるような技を身に付けたい!それで富士見大学のバレー部キャプテン大原まりに頼んで、春休みの合宿に2人は特訓のため、参加します。

実は大原まりは木の葉落としの技を持つ、名アタッカーでもあったのです。2人はその技の素晴らしさを知り、大原に教えて欲しいと頼みます。ですが大原は、「この技はとっても難しいの。自分たちで練習しなさい!」と厳しく突き放します。

大学生バレー部と一緒に練習に励むこずえとみどりでしたが、なかなか木の葉落としのコツがつかめず、苦悩します。

木の葉落としが出来なければ、四天王には勝ち目はない!2人は悩みながらも諦めずに練習を続けます。ですがやはりなかなかこの難しい技のコツをつかめることは難しくて、さすがのアタックコンビもへとへとに疲れてきました。

そんな時にこずえは、川で一枚のこの葉が流れているのを目にします。ず~っとこの葉は流され続け、突如ストンと落ちて沈んでいきました。こずえは「これではないか!」と見出し、ボールで試してみます。すると見事に成功しました。

この葉落としは、サーブの技として今後試合でよく使われていきますが、現実でもこの技は使えます。やはり現実でもこの技をマスターするのは、かなり難しいらしく時間がかかるトレーニングとも言えます。

サーブをする時に、ボールには回転をさせません。そして相手のレシーバーの前で急に落ちるといった運びなんですが、現実に見たことないので何とも分かりません。

木の葉落としをマスターすることに成功した2人は、二度目の4人制バレーで四天王との試合でこの新技をどんどん使い、見事に勝利します。そしてみどりにとっての得意技となり、今後もこの技は披露されることが多いです。

時にはこずえもこの技を使いますが、みどりがメインになっていきます。確かにスポーツ選手は得意技がありますね。相撲、スケートのような球技以外でも。

得意技を身に付けるのも、日々の努力の成果です。でもスポーツ選手は怪我がつきものです。特に野球などは怪我が多く見られます。鍛え方がいくら一般人とはレベルが違うとはいえ、怪我をする時はします。肘、手首、足首、ひざ、関節など、野球選手に始まったことではありませんが、技をマスターするからには、多少の怪我も覚悟の上では出来ないでしょう。

まさしくこずえとみどりは、木の葉落としを見事に制覇した努力の賜物と言えます!