ヒロイン鮎原こずえ!バレー選手なのに実は難病持ちだったらしい?

ヒロイン鮎原こずえは、アニメ開始時は中学2年生でした。ですがこのこずえ、勉強は良くできて優等生、そしてバレーは3度の飯よりも大好き・大得意の女の子なのに実はある病気持ちだったことが発覚しています。

アニメを見てた方、こずえの病気が何だったのか知っていますか?スポーツを元々やっている女の子が病気持ちだなんてとんでもない!と普通思いますよね。実は私もこのことは知りませんでした。

こずえが東京から静岡の叔父夫婦の元へやってきたのは、病気療養のためで、両親が預けたのでした。バレーは東京にいた時も大得意ではあったのですが、実はこずえには「結核」の難病持ちだったのです。

結核は昔は不治の病と言われ、これと言った治療法がなく、そのまま亡くなってしまう人が多かったのですが、こずえの場合はどうしてこの難病が治すことが出来たのでしょうか?実に不思議です。

そういえば、私が小学生の頃に、「ツベルクリン反応注射・検査」と言うのが実施されていました。確か結核菌の反応を見るための集団検査だったと覚えています。このツベルクリン注射をすると、皮膚に赤い腫れが出てきます。その腫れが大きいほど陽性、小さいと陰性と判断され、陰性の場合は「BCG」→(子供時代はハンコ注射と呼ばれていました。)を受けることになります。

でもあの陽性反応が出ると、やたらにかゆみが強く、ひっかきたくなどほどでしたが先生には「かくと良くないので、我慢して。」と言われたものです。

それに結核はとても感染力の強い病気だと言われています。昔は生活するにも不潔なことが多かった時代で、例えば現代でも日常で我々がよく飲む牛乳が原因で、結核菌に感染してしまう例が多かったのです。

それは昔は現代の様に牛の乳の雑菌を取り除くような清潔な対策がなかったため、そのまま絞った牛の乳を飲んでしまい、牛の結核菌に感染してしまう人が多かったと言えます。

つまり、結核は環境が原因の1つなのです。

よく他の漫画などで、「綺麗な空気の元で静養すれば、結核にもいい」なんて場面をよく見たことがありますが、こずえの場合もきっとそうだったのでしょうね。

東京は大都会ですから、排気ガスなどで環境汚染だらけでは、勿論結核にはいいはずないです。ですから静岡の富士山の見える富士見で、海風の入る所でこずえは療養のために叔父夫婦に預けられたと考えられます。

こずえは病気のため、好きなバレーも禁じられていました。ですが両親に隠れてバレーをしてしまったこずえ。隠したつもりでもやっぱり両親にはばれてしまい、大慌てしたこずえでした。

大急ぎで病院に両親と出かけて、検査を受けたこずえ。医師の診断にドキドキしながらも、一体自分の結核はどうなってるんだろうと不安感が襲いました。

レントゲン検査の結果、結核の陰はすっかりなくなって、医師が驚くほどの全快ぶりだと判明しました。これは医師の話からすると、バレーをやっていたお蔭で結核が完全に治ってしまったとのことです。

バレーのお蔭で結核が完全に治ってしまったなんて、本当にあり得るのでしょうか?アニメだからこそ出来る奇跡のシーンとも言えます。

結核の難病持ちのヒロインこずえが、奇跡的にも全快し、好きなバレーに本格的に打ち込んでいくということで、物語は進んでいきます。